タイトな入稿締め切りにギリギリでも間に合う、翻訳の速さと品質が決め手

ジャパン・トラベル株式会社は、日本に長年居住しているニュージーランド生まれの起業家が創業した会社です。2011年に発生した東日本震災後、日本のインバウンドは落ち込んでしまいました。正しい情報が海外に伝わらない状況の中で、魅力的な日本の情報をもっと海外に正確に発信し、海外の方々にもっと日本へ来てほしいという想いを持つ創業者と外国人スタッフを中心に設立・運営されています。

ジャパン・トラベルは外国人のための訪日観光客向けのWebサイト(japantravel.com) を運営しています。コンテンツ制作のために1万人以上のライターと地域・言語毎に分かれた約50名のパートナーのネットワークを駆使し、日本の隠れた見どころ、宿泊施設や外食、各地で開催されるイベントから日本の文化に至るまで日本の観光情報を発信しています。今回はジャパン・トラベルのオペレーションズマネージャー、ジェフデイ様と事業開発マネージャー、瓜田忍様にお話を伺いました。

12ヵ国語もの多言語対応をリーズナブルに

— Gengoをどのようなところで使われていますか?

デイ:Gengoは単にjapantravel.comというサイトの翻訳ではなく、主に他の事業部門で使われています。同サイトは日本に関する情報を12ヵ国語で発信していますが、ジャパン・トラベルのビジネスには様々なものがあります。 瓜田:通常の翻訳会社ではコストと分量、それにスピードが見合わないので、Gengoは大変役に立っています。

時間的制約をクリアできる、スピードと品質

— もう少し具体的にどういう部分に利用されているのですか?

瓜田: 弊社への依頼は、どれも訪日外国人に向けて情報発信をしたいということが基本です。その際には外国人目線を重要視しておりますので、外国人ライターが英語でコンテンツを作りますが、その内容をお客様にご確認していただくために日本語の翻 訳を付けなければいけません。英語→日本語というプロセスを、短い時間に収めないといけない場合が非常に多く、Gengo のスピードと品質が とても役立っています。特に印刷物が絡んだ案件を含め入稿の締め切りが厳しいことも多いので、スピードはとても重要です。 デイ:それ以外にも、Facebookなどのソーシャルメディアへの投稿を多言語で行いたいというご依頼があります。ソーシャルメディアの投稿文の量はそれほど多くなく、締め切りまでの時間が短いので、Gengoを使って翻訳してジャパン・トラベルのネイティブライターが編集・確認を行い、直ぐに投稿するということが可能になりました。

— 機械翻訳も試されましたか?

デイ: 機械翻訳も検討したのですが、私たちが望む品質レベルには達していません。

お気に入りのトランスレーターが、業界特有の用語も問題なく翻訳

— ジャパン・トラベルのように、幅広いジャンルの情報を扱うとなるとそれぞれの業界や内容によって言い回しや使う用語も異なりますか?それにはどのように対応しているのでしょうか?

デイ: Gengo が提供している「お気に入りトランスレーター」の機能を活用しています。この機能を使えば、私たちが選択したトランスレーターに優先的に翻訳をお願いできるので、コンテンツの内容に別けて注文でき、さらに弊社のネイティブライターによるダブルチェックを行うことで、翻訳の品質を常に高く保つことができます。

— 毎月どのくらいの量を翻訳しているのですか?

デイ: 月によって違いますが、少なくても20〜30の翻訳をGengoにお願いしています。量が多くなるとカスタマーサポートも重要になりますが、Gengoのカスタマーサポートは対応も素早く的確にサポートしていただけます。

— ジャパン・トラベルは12言語に対応していますが、今後拡張の予定はありますか?

デイ: 最近、ポルトガル語とロシア語に対応しました。それ以外にもイタリア語、ドイツ語などに対応する予定ですので、その時もGengoと弊社ネイティブライターを利用し、質の高いコンテンツを作成していきたいと思っています。

2020 年に向けて、これからさらに日本の情報が海外から求められてきます。ジャパン・トラベルが海外に向けて、情報発信の場として さらに存在感を増していくために、Gengoもサポートを続けていく予定です。

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