メディア掲載
2月 20, 2013
GoogleがGengoとTranslated.netの2社と提携プロによるYouTube字幕を36の言語で
Googleは今日YouTubeのビデオ・マネージャーに新たな機能を加えた。翻訳サービスの機能で、すべてのユーザーとプロの翻訳家をつなぎ、動画の字幕を36の言語に素早く翻訳する。
動画共有サイトYouTubeは昨年の9月に「翻訳をリクエスト」のボタンを導入し、動画の所有者に手軽な字幕翻訳を作成する手段を提供して、より多くのユーザーと共有できるようにした。
しかしあらゆる言語を話す友達の人脈の恩恵に誰もが預かれるわけではない。この問題を解決するためにGoogleは2つの会社—GengoとTranslate.net—と手を組み、プロの翻訳を提供することでYouTubeでの字幕翻訳をスピードアップする。
ユーザーが「翻訳をリクエスト」をクリックすると、今後は2つの翻訳サービス会社とその支払い方法や見積もり、翻訳完了予定日などの情報を見ることができる。
ここで動画の所有者は翻訳サービス会社のウェブサイトに入り、支払いをする。
翻訳が完了するとYouTubeにバックされ、ユーザーは新しく翻訳された字幕を見ることができるので、これを承認すれば一般に公開されるシステムだ。
この新しい機能は、個人のビデオブロガーから大手の動画配信会社やメディア会社まで、コンテンツを広く多くの言語でアプロードするのにあたって、誰にとってもより便利なものとなろう。一見いいことづくしだが、中には苦労して稼いだお金を翻訳会社に支払うのを嫌がるユーザーもいるだろう。
今日のニュースは、今月のはじめ、クラウドソースの字幕制作プラットフォームのAmaraがYouTubeのユーザー向けに無料のサービスを提供するという発表に引き続いたものです。
原文はこちらをご覧ください。