2015年の海外進出の抱負#4: グローバル志向のチーム構築
海外進出は、最適のタイミングに実行し、成功の見込みが最も高い国を選び、試験的なローンチに向けてプロダクトを準備することができても、それをエグゼキュートしてくれる強力なチーム無しではその成果も報われません。ティップス#4では、人材について説明し、グローバル化における大きな課題は解説します。
- 「海外進出にむけてどのようにチームを作れば良いだろうか?」
チーム構築は海外進出の命運を分けます。下記の3つポイントを踏まえ最高のチームを作りましょう。
- まずは多様性のある雇用からはじめる
様々な経験、経歴、スキルに富んだチームを構築し、社内でも社員がお互いから学べるような環境を作りましょう。 - プロダクトとビジネスモデルに応じて明確なリーダーを確立する
国際事業部 (海外進出にフォーカスすることが唯一の責務である部署)と国内担当部の両部署において、部長という明確なリーダーを確立しましょう。このようなリーダーには、グローバルビジネスを1から築き上げた経験あり、海外で仕事または在住経験がある人が適任です。組織内で足りない人材のギャップを埋める必要がある場合は、有能な国内コンサルタントや代理店を見つけましょう。 - オープンさと柔軟性を促進するような企業文化を作る
企業文化というのはただ単に設定したままにして、後は忘れてしまってよいというものではありません。従業員全員が会社の使命をしっかり胸に刻み業務に取り組むことが大事です。毎日の業務にその価値観を組み込み、報奨体制を築くことでチームに体現してほしい職業姿勢を促進しましょう。どこからはじめれば良いのか分からない場合は、ぜひこのブログを参考にしてください。
次回のティップスでは海外進出における「翻訳とローカリゼーション」の重要性について説明します。