PhraseAppによる、シンプルかつ 効率的なローカライゼーション
PhraseApp は開発者向けの新しい翻訳管理システムとして2012年に設立され、ドイツのハンブルクに拠点を置いています。同社が目指すのは、アプリケーションやウェブサイトをシンプルかつスピーディー、そして的確に複数の言語にローライズすることです。Gengo としては、PhraseAppのような革新的な新規事業と出会えるのはとても嬉しいことです。
しかもこの度、PhraseAppのサービスは GengoのAPIを統合しているので、さらに強力なものになっています。PhraseAppがお客様に提供する使いやすい翻訳管理システムを利用すれば、翻訳の見直しや翻訳者にコメントを残すことができます。
開発者にとって朗報なのは、自分たちの翻訳文を数多くの一般的なローカライズ用ファイル形式 (PoやYamlなど) にダウンロードできることです。ですから、構造体やコンテンツのフォーマット、管理に関する細々としたことを気にする必要がありません。さらに、PhraseAppならではの特徴が2点あります。
1つ目はPhraseApp コンテキストビュー というハイセンスなアプリ内エディタです。翻訳者は対象のウェブサイトの文面を直接クリックするだけで、その場で翻訳ができるようになっています。作業内容はすべて自動保存され、アプリに表示されます。このような、文脈に対する配慮が素晴らしい品質の翻訳を可能にします。なぜなら、翻訳者はテキストが配置される箇所そのものを見ることができるからです。
PhraseAppのコンテキストビュー
2つ目は、PhraseAppのGengoとの統合です。この結果、PhraseAppのユーザーはボタンをクリックするだけで、ログインならびにプロによる36カ国語の翻訳を発注することができるようになっています。わずか数秒のうちに、8,000人を超える事前テストに合格した強力な翻訳チームに依頼案件が送られ、翻訳者は的確かつ迅速に作業を完了します。管理者なし、翻訳者探しもなし、メールもなし、時間の無駄もなし。ただし、複雑で大規模なウェブサイトやアプリの完璧なローカライゼーションをお求めの場合は、まずGengoで翻訳してから、社内で見直したり、ユーザーに翻訳のチェックを依頼することをお忘れなく。
私は人々の日常を楽にする、こうした有効な統合に強い関心を持っています。ローカライズに向けたPhraseApp独自の取り組みは 人々のグローバル化の力になっており、当社としてはGengoの翻訳APIとの統合が人々の目的達成のお役に立てば嬉しいかぎりです。
Gengoとの統合に興味をお持ちの方は、ぜひ当社のAPI 開発者向けドキュメントをご覧ください。大規模プロジェクトをお考えですか? ご連絡いただければ、当社の営業ならびに統合チームがいつでもお手伝いいたします。