Transifex + Gengo = 開発者のための翻訳ツール
アニュアルレポートでお知らせしたとおり、今やウェブサイトやアプリを複数言語にローカライズするため選択肢は豊富にあります。今回はそのなかでも特に刺激的な解決策のひとつであるTransifexを紹介します。
Transifex はPinterest (ピンタレスト) やReddit (レディット)、Nokia (ノキア) のような企業が自社サイトのローカライズに使用しています。もともとはMeeGo (ミーゴ) ならびにFedora Linux project (フィドーラ・リナックス・プロジェクト) 向けの翻訳ツールとして立ちあがったものが、世界的なローカライゼーションプラットフォームへと成長を遂げたのです。
このTransifexは開発者にぴったりで、コマンドラインツールとしての機能やコンテンツを管理する高機能の「翻訳ストレージエンジン」はとりわけ便利なのではないでしょうか。Transifexの核となる強みは、言語ファイル (Gettextやyaml、XLIFFなど) を簡単に管理できるという点にあります。
凄いのはそれだけではありません。なんとワンクリックでTransifexからGengoの翻訳が利用できるのです!
Gengoの翻訳を取り入れることで、Transifexはもはや翻訳管理ツール以上のもの、アプリケーションの国際化を目指す開発者向けのフルソリューションになっています。自分で翻訳者を探し、管理する必要はありません。Transifex のユーザーインターフェースからGengoにオーダーができてしまうのです。
Transifexのその他の機能:
- シンプルなUIでローカライゼーションファイルを翻訳・管理
- ほぼすべてのローカライゼーションファイル形式をサポート
- バージョン管理が簡単な開発者向けのコマンドラインクライアント
- 投稿・共有可能な多数のオープンコミュニティプロジェクト
- 予算に合わせた料金プラン
Gengoには、すでにTransifex経由のご注文が舞い込んでいます。2013年を通してGengo翻訳APIの成長とともに、この統合体制が強化することを期待しています。
Transifexとの素晴らしい連携により、これをソリューションとして実際に使ってみる開発者が増えるのが、とても楽しみです。ウェブサイトをグローバル化するエンジニアフレンドリーな方法を模索しているなら、ぜひ試しに使ってみてください。
(Gengoの翻訳APIを活用してこのようなスマートなものを作りたい方は、開発者向け資料をご覧ください)