世界で最も話されている12言語での新年のあいさつ
世界の言語のリサーチを行なっているEthnologue によると、世界で話されている言語の数はなんと7,097にものぼるそうです。しかし、人口の大半が使用している言語の数はたったの23で、90%に至る言語が2100年までに消滅してしまうとのことです。このブログでは、2016年に世界で最も話された12言語での新年のあいさつをまとめました。
1) 英語
世界の共通語という地位を維持している英語ですが、英語を母国語とする人は世界で3億7500万人、第2言語として話す人は10億人弱にものぼるそうです。
(上記写真) 1月1日の花火には、悪い運を祓い、良い運をもたらす意味が込められているそうです。
Image source
2) 中国語 (北京語)
中国語を母国語とする人の数は11億人にものぼり、外国語として話す人の数は9億8200万人もいることから、北京語は未来の言語の1つとも言われています。
龍舞には、幸福の前触れを案ずる意味があるそうです。
Image source
3) ヒンディー語
インドの公用語の1つになっているヒンディー語は、サンスクリット語の影響を強く受けています。「ヒンディー」の語源はペルシャ語の「Hind」で、「インダス川の地」という意味だそうです。
ウガディパチャディは、ヒンドゥー暦の正月に食べられる伝統料理の1つで、誰もが持つ感情、幸せ・悲しみ・怒り・嫌悪・恐れ・驚きを味に例えています。
Image source
4) スペイン語
世界で2番目に最も学習されているスペイン語。この言語を母国語とする人は3億2900万人もおり、2050年までにスペイン語を話せる人の総数は6億人に達する見込みがあるそうです。
日本人が年越しそばを食べるように、スペインでは良い1年を迎えるために、大晦日にぶどうを12粒食べる習慣があります。
Image source
5) アラビア語
アラビア語は、南西アジアから北西アフリカを網羅するアラブ連盟加盟国に住む3億人もの人々に話されており、この言語を公用語とする国は20ヵ国以上もあります。
アーシューラーは、ヒジュラ暦における1年の最初の10日目で、断食潔斎を行う日としても知られています。
Image source
6) ポルトガル語
ポルトガル語を公用語とする国は8ヵ国あり(ポルトガル、ブラジル、アンゴラ、ケープベルデ、東ティモール、ギニアビサウ、モザンビーク、サントメプリンシペ)、この言語を話す人は、2億3500万人以上にものぼるそうです。
王様のケーキとして知られるボーロレイは、12月25日〜1月6日まで食べられる、王冠に見立てたポルトガルの伝統的なお菓子です。
Image source
7) フランス語
フランス語は、国連や欧州連合からオリンピック委員会まで、多くの国際機関が公用語しており、2050年までに7億5000万人が話す言葉になると予測されています。
シャンパンは、宝石のような金色と華やかに弾ける泡が地位を象徴するとして貴族の間で好まれ、「特別な日の乾杯酒」として広がったそうです。
Image source
8) ベンガル語
バングラ語とも呼ばれるベンガル語は、主に南アジアで使われ、バングラデシュやインドの西ベンガル州とトリプラ州の2億3000万人以上の人が話している言語です。
ベンガルの正月では、女性は髪を花で飾り、色合い鮮やかなサリーをまといます。
Image source
9) ロシア語
スラブ語のなかで一番広く使われているロシア語は、国連の6つの公用語の内の1つです。
ロシアでは、正月に子供たちがモミの木を飾り新年を祝うそうです。
Image source
10) ドイツ語
ドイツ語を母国語とする人は1億500万人にものぼり、欧州連合の7ヵ国で公用語として使われています。
ドイツでは、友人や家族の幸運を願って、大晦日に四つ葉のクローバーをプレゼントする習慣があるそうです。
Image source
11) 日本語
日本語は、外国語として習得するのが最も難しい言語として知られており、第2言語として日本語を話せる人は世界で100万人しかいなく、日本語を母国語とする人の数は1億2700人だそうです。
おせち料理の歴史は弥生時代にさかのぼり、豊作を神様に感謝し、生活の節目をつけるためにはじまったそうです。
Image source
12) 韓国語
「くご」とも呼ばれる韓国語を母国語とする人の数は7800万人。そして、韓国と北朝鮮だけでなく、中国、日本、ロシアでも韓国語を話されているそうです。
ソルラルは韓国の旧正月で、日本の正月と同じように、先祖を敬い家族と一緒に過ごす風習があります。
Image source