翻訳を楽にする5つのワークベンチ機能
Gengoのワークベンチは、トランスレーターの皆さんと共に、24時間休みなく一生懸命働いています。私たちはGengoのプラットフォームがいつでもスムーズかつ効率的に運営されるよう心がけています。最新の更新では、トランスレーターワークベンチのコメント欄、サイトナビゲーション、そしてモバイル端末最適化への対応について改良しました。その後も既存の機能に改良を加え、トランスレーション・メモリー (TM) と翻訳文の確認機能の精度については常に磨きをかけています。今回のブログでは、トランスレーターと依頼者の双方にとって翻訳を楽にする機能に特に注目したいと思います。
1. 視覚的なコメント
依頼者はワークベンチのコメント欄に、動画やオーディオファイルといったマルチメディアや画像をアップロードすることができます。これにより、作業を進めるトランスレーターはより多くの文脈情報を得ることができます。翻訳の品質を向上させるためにこの機能を使うことをおすすめします。eコマースサイトのユーザーレビューや商品紹介の翻訳であれば特におすすめです。
2. 機械翻訳 (MT) 警告
ワークベンチに他にも追加した機能に「機械翻訳検知」があります。公平性を確保し、翻訳の品質を保ち、依頼者に満足していただけるように機械翻訳を検知するツールを開発しました。Gengoは、熱心なトランスレーターの翻訳スキルと能力を誇りとしています。そして、Gengoトランスレーターの皆さんなら、機械ではかなわない質の高い翻訳を提供できると信じています。
3. フィルターで案件を整理
案件フィルターは、トランスレーターの案件管理アシスタントとして機能します。案件数が多いコレクションでは特に役立ちます。ステータスの異なる案件を整理することで、トランスレーターの作業性を高め、より短い時間でより高品質の翻訳ができるようにしています。トランスレーターは案件をステータスに応じてフィルター検索できます。
- 空白 – 受注したけれど、まだ翻訳を始めていない案件です。
- 未提出 – 翻訳作業がまだ終わっておらず、依頼者に提出していない案件です。
- 提出済 – 翻訳が終わり、見直しをし、依頼者に提出した案件です。
- 修正中 – 依頼者は、提出された案件を確認した後、修正を依頼する場合があります。トランスレーターが、依頼者からのコメントを元に修正し、再度提出する必要のある案件です
- 警告&エラー – スペルミスや用語集のマッチに誤りがあることを指摘する警告が含まれている案件です。翻訳されていない単語やスペルミスがある単語などはハイライトされ、トランスレーターに提出前の修正を促します。
4. 建設的なフラグ付け
改良を重ねたフラグ機能は、トランスレーターがワークベンチを使って作業中、Gengoの助けが必要になった時にはいつでもSOSの役割をします。フラグ機能には主に3つの使い方があります。1つ目は、言語ペアが間違っていたり、発注レベルにそぐわない (例えば、スタンダードではなく、プロレベルの案件としてふさわしい、など) 場合にGengoに知らせることができます。2つ目に、効果的に作業を進めるために、依頼者から文脈や情報をもっと提供してもらいたい時にトランスレーターはフラグを付けることができます。3つ目として、トランスレーターは、案件やコレクションの技術的問題を報告するためにフラグ付けをすることができます。Gengoチームではフラグが付けられた案件やコレクションを注意深く見守り、問い合わせに備え、できるだけ早くに問題を解決します。
5. 作業を効率化するショートカット
時間を節約してより速く案件を完了できるように、翻訳作業を効率化する「ツール」のショートカットを追加しました。
- 問題 – このショートカットでは、ワークベンチの右側に確認リストが表示されます。警告やエラーを見つけハイライトしてくれるので、トランスレーターは提出する前に確認して修正することができます。
- マッチ – このショートカットでは、画面右側にTMとマッチする訳のリストが表示されます。
- マッチを挿入 – このショートカットを使ってTMとマッチしている訳を自動的に挿入することができ、翻訳作業のスピードが上がります。
Gengoのトランスレーターワークベンチに他にも追加してほしい機能や、さらに改良してほしい点はありますか? 皆さんの感想や提案をコメント欄からお寄せください!
Gengoの人力翻訳プラットフォームで、グローバル展開しましょう。
あるいは お問い合わせください