トップ10: デジタルグローバリゼーションチェックリスト
Gengoでは、会社ウェブサイトや製品を初めて国際化しようとしている会社からの引き合いをよく頂きます。以前に発行したホワイトペーパーで、スタートアップ企業や中規模ビジネスがグローバル化する際に考慮すべき点を詳しく検討しました。
グローバル化プロセスを内部で作成している会社に対しては、以下の3つのクイックチェックリストにて必須項目を提示しています。
国際化(製品/ウェブサイト/アプリを、特定の国に対応させる前に必要なエンジニアリングおよびソース関連作業)
さまざまな言語の文字に対応するためのユニコード対応
翻訳者がコード内で作業しなくて済むように、Stringを外部化
ロケールごとに画像を用意する必要がないよう、テキストと画像を切り離す
日付、時刻、通貨単位のローカライゼーション
データベースの多言語データ対応
国際的なウェブドメイン戦略の策定 (例: 国別コードトップレベルドメイン vs サブドメイン )
国際ゲートウェイ(自社の各国際サイト間のナビゲーション) の設計
国際的なネットワークのレスポンスタイム (コンテンツ配信ネットワークの必要性など)
必要に応じて、マルチバイトや右から左への記述への対応(例: 中国語、日本語、韓国語、アラビア語、ヘブライ語などの場合)
グローバル・オーサリングツール (一部のコンテンツ対象。英語のソーステキストをシンプルにすることで、翻訳作業をより簡単にできます)
ローカライゼーションと翻訳 (製品/ウェブサイト/アプリの言語を特定地域のロケールに適応させる作業)
ウェブドメインの取得と設定。希望ドメインがすでに取得されていた場合、対応戦略の決定
各種コンテンツ向けのローカライゼーション戦略の決定 (トラディショナル vs クラウド vs. 機械)
SEOキーワードのローカライゼーションと国際的な SEO計画 (言語の混合や重複コンテンツの回避)
翻訳リソースの特定 (外部翻訳 vs 内部翻訳)
CMSをお持ちの場合、翻訳プロセスとの接続
翻訳メモリ管理の必要性と方法の検討
レビュープロセスに関する戦略とリソースの特定
ローカライゼーションのワークフロー管理に必要なツール/コネクターの特定
国際化やローカライゼーション上の欠陥を追跡する品質システムの設定
ローカライゼーションのメトリクス報告へのツールやプロセスの導入
ビジネスの国際化対応の完了度 (グローバル化の際に、特に注意が必要なビジネスエリア)
英語以外の問い合わせや問題に対応できるカスタマーサポート担当者
ターゲット言語で利用できるナレッジベース
ターゲット言語のメールに対応できるマーケティングEメールシステム
現地に則したオンライン広告
海外コンテンツに対応することのできるコミュニティコンテンツ管理者
国際的なユーザー用に設定されたウェブサイト分析
ターゲット地域用に特定された PR / マーケティング / コミュニティリソース
多国籍リードに対応できるように装備された CRMシステムと営業チーム
地域固有のパートナーエコシステム戦略の設定
グローバル化費用の追跡・報告システムの準備
ご紹介したトップ10は、国際的展開を成功に導く戦略や計画、ツールを有意義に組み合わせた 高度な備忘リストとなっています。ウェブサイトや製品のグローバル化には特別な注意が必要ですが、早期の段階から喜んでお手伝いさせていただきます。