YouTube のインターフェースに Gengo が統合

YouTubeの字幕機能を使うと、字幕が動画検索の対象になり動画がより見つけられやすくなります。また、YouTube の利用者は表示された字幕を機械翻訳することも可能です。

それがさらに進化します。今回、YouTube のインターフェース上に Gengo が統合され、ネイティブ翻訳者によるプロレベルの翻訳をすることが可能になりました。動画クリエイターの皆様は YouTube のインターフェース上から、簡単に翻訳依頼ができます。

YouTube Translation

その仕組みを紹介しましょう。もしまだ字幕を作成していない方は、Youtubeの Auto-Sync 機能を使ってまずは簡単に翻訳元となる字幕を作成する必要があります。そうすれば後は、YouTube上から「翻訳を依頼」をクリックし、翻訳先の言語を指定し、注文を完了するだけです。多くの場合、翻訳は数時間で完了し、字幕は自動的にYouTubeに転送されます。あとは YouTube 上で「承認」ボタンを押すだけです。これだけで、あなたの動画が世界中の人に伝わり、世界中の人に検索されるようになります。

このシンプルな方法を実現するのは、動画字幕に特化したAPI連携と、厳選された7,500人のGengoの翻訳者たちです。今回の機能の開発にあたり何度もテスト翻訳を行いましたが、その手軽さ、品質、翻訳スピードは魔法のように感じていただけると思います。

「最高のユーザー体験を実現するため Google が最も重視したことは、手頃な価格で高品質の翻訳を提供することが出来る、技術力のある翻訳パートナーを見つけることでした。Gengoの翻訳の品質とスピードの素晴らしさは非常に驚かされています。」(Googleのプロダクトマネージャー、ジェフ・チン氏)

Gengoの創設者として、私は今回の機能連携に胸が高鳴っています。この例を見れば、当社のAPIをいかに柔軟な方法で活用できるかがわかりますし、言うまでもなく、Google は素晴らしい会社ですから。3年前に Gengo API を世に出した時、私たちはまさに今回のような機能連携を夢に描いていました。Googleの開発チームとともにハイペースで開発を進めることが出来たのも非常に楽しい経験でした。今後もこのような協業を数多く実現できるよう期待しています。

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ロバート ラング

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ロバート ラング

コーファウンダー。オーストラリア、ビクトリア州出身。イギリスのCamberwell College of Artsのグラフィックデザイン学科を卒業後、Dare DigitalやThe Brand Union、Last.fmなどにデザイナーとして参画し、大企業向けWebサイトを開発。2009年6月に、コーファウンダーのマシュー ロメインと“Communicate freely.”というビジョンのもと、人力による翻訳プラットフォーム、株式会社Gengoを設立。


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