Gengoの顔: Adrián
Adriánは、2つの言語ペア(英語からスペイン語、そして日本語からスペイン語)のトランスレーターとして活躍しているだけでなく、数学の修士号取得を目指し、東京大学にて結び目理論について研究をしています。マドリッド出身のAdriánは現在、Gengoトランスレーター仲間であるお兄さんと一緒に東京に住んでいます。
Adriánは、結び目理論と翻訳の複雑さには共通するものがあるといいます。
何ヵ国語を話せますか? どのように学びましたか?
私の母国語はスペイン語ですが、英語を学校で学び、日本語を個人レッスンや夏休みを利用して日本に滞在したことを通して勉強しました。友達との会話や、毎日欠かさず両言語に触れることで言語力を維持しています (日本語は毎日の生活から、英語はインターネットのビデオ鑑賞から)。
トランスレーターになったきっかけは? また、翻訳する頻度は?
私がトランスレーターになったきっかけは、全くの偶然からでした。2009年にGengo (当時はmyGengo)を見つけ、登録手続きを行ってテストを受けました。数年経ってから翻訳しはじめましたが、すっかりこの仕事が気に入りました。時間がある時や、翻訳したいなと思ったときに、気軽にアクセスできるからです。
翻訳をしていて、もっとも楽しい、難しいと思うことは?
1番楽しかったのは、豚恋物語というAndroidアプリのコンテンツの翻訳したときです。私はゲームが大好きなので、とても楽しみながら翻訳できました。1番難しいと感じたのは、スケートボードのDVDの字幕を翻訳したときです。というのも、私の知らない専門用語や流行語など、調べる必要のある単語が沢山あったからです。
トランスレーターになって得したことは?
頭の中でいろんな言語を考えるのが楽しいです。
あなたのオフィスまたは仕事場の環境を教えてください。
私の仕事場は大学のデスクです。書類や本でいっぱいで、キーボードを使うのに必要なスペースだけがあるという感じです。私の視界に入るのは、自分がいるその部屋と、前方にある2つの黒板だけ。あとは、窓を通していくつか木が見えます。
あなたの経験や知識に基づいて、他の人におすすめしたい本や映画はありますか?
私が読む本は学問文学なので、おすすめしにくいです (笑)。映画なら、プライマーをおすすめします。
おすすめの翻訳ツールは?
CATツールはほとんど使いません。WordReferenceなどのオンライン辞書だけです。あとは、時々ですが、東大の日本人の友達に手伝ってもらうことがあります。友達もツールとして考えてしまって良いですか?
生産性を向上するためのおすすめツールやサービスはありますか?
どこでも、何にでも取り組むことができるEvernoteやDropboxがおすすめです。これらのツールを活用すれば、翻訳をはじめた場所がどこであろうと、全く違った場所で完了させることができるからです。
トランスレーターとしてストレスをためずにリラックスして仕事をする方法は?
翻訳中は急がないこと。スケジュールさえきちんと立てておけば、時間に余裕ができるはずです。
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