新しいトランスレーターワークベンチの公開
私たちは、シンプルでパワフルな翻訳プラットフォームを提供すべく、常にシステムの改善・開発に努めています。今回は、より多くのトランスレーターがスムーズに翻訳できるように、改善されたトランスレーターワークベンチをローンチいたしました。このワークベンチには、みなさんからいただいたフィードバックやGengoの知識をもとに、シンプルな単一インタフェースにしています。
私たちの最大の目標は、みなさんが翻訳に集中できるプラットフォームを構築することです。
多くの翻訳プラットフォームには、あまり利用しない機能が含まれていることがあります。新しいワークベンチのローンチするにあたり、私たちは自社のプラットフォームを客観的な視点から分析し、「翻訳プロセスに本当に必要なものってなんだろう?」と問い続けながら開発しました。
その取り組みの1つとして、ワークベンチのコア機能だけ残し、各機能にその存在を競わせることにしました。新しいワークベンチでは、Gengoで初めて翻訳するトランスレーターにとっても直感的に使いこなせ、経験豊富なトランスレーターにも便利な高機能を備えたプラットフォームにしています。より多くのトランスレーターに洗練されたユーザー体験を提供すべく、今後も開発に努めて参ります。
トランスレーターが、ノートパソコンで翻訳をしたい場合でも、iPadで仕事をしたい場合でも、新しいワークベンチはタブレットを問わないように設計されています。
以下の動画で詳細を紹介しています。
主な変更点
- 横並び画面と縦並び画面:
原文テキストの位置を、訳文入力エリアの上側か左側のどちらか好きな方に選べます - 案件フィルター:
数多くの案件を手がける場合は、未完成のものや確認エラーのあるもので案件をフィルターできます - 自動保存と確認:
案件は自動的に保存され確認されるので、インターネット接続が切れてしまっても安心です - 自動ハイライト:
三重かぎ括弧、圧縮されたHTMLタグ、用語集との一致、エラーや警告は、ハイライトでマークされるようになり区別しやすくなりました - キーボードショートカットの追加:
ほぼ全てのことがキーボード操作だけでできるようになりました - より良い用語集:
用語集との一致は別パネル内に表示されるので、原文テキストの流れを邪魔される心配がありません
新しいワークベンチは、私たちが9ヵ月間以上もの時間をかけて大切に開発したプロダクトです。また、このワークベンチは、既にGengoの品質管理チーム、そしてトランスレーターのみなさんにもテスト・承認をいただいています。ご協力、誠にありがとうございました。
私たちは、常にみなさんからのフィードバックを受け付けています。何故なら、これからが本当の勝負のはじまりに過ぎないからです。