Gengoの顔: David

プロダクトマネージャーのDavidは、エンジニアリングチームと共にGengoのプロダクトの計画と実行を行います。お客さまやトランスレーターにどのようなプロダクトや機能が重要かを判断し、時間とリソースの制限を考慮しながら意思決定をします。

「どんなプロダクトをローンチするか」以外にも、デザインや利便性についても考え、クオリティの高いプロダクトを提供できるように努めています。

プロダクトマネージャーとして成功するには、物事の本質を見極めることが必要です。例えば、新機能は誰にとっても魅力的ですが、何でもかんでも追加するのではなく、新機能の目的の本質を見極め、その機能が本当にGengoにとって必要かを判断することが重要です。従ってDavidは、どんなに魅力的なアイディアでも、Gengoに必要でなければ「ノー」と断る力を身につけてきました。

国籍: イギリス
出身地: ノリッチ
学歴: ダーハム大学、ソフトウェアエンジニアリング専攻 (理学士)
これまでに暮らした場所: ロンドン、北京、深圳、香港、東京

東京には、いつ、どんな理由で来ましたか?

東京に来たのは2013年の頭です。5年間も中国で暮らしていたので、何か変化が欲しくなりました。それに、日本の豊かな歴史や文化、食べ物にはずっと魅力を感じてました!

東京に住んで仕事をするというのはどんな感じですか?

東京はすごく面白い場所です。なぜなら、国際的で近代的な都市でありながらも、日本の古き良き部分もたくさんありますから。

日本は、伝統を大切にする国ですので、外国人が完全に溶け込むには非常に難しい国と感じる方もいるかもしれません。しかし、私にとっては、その「純度の高い本物の文化」に触れることに価値を感じでいます。また東京では、他のアジアの都市よりアートが充実しているので飽きることはありません。

これまでに暮らしたことのある場所と、そこで何をしていたのかを教えてください。

大学を卒業した後ロンドンに3年間暮らし、ソフトウェア開発会社でコンサルタントとして働いていました。さまざまな業界をまたぐプロジェクトに関わり、北京に赴任する機会もいただき、初めて海外赴任の醍醐味を味わいました。

2008年北京オリンピックの直前に北京で働くことになったので、すごく刺激的で楽しい経験になりました。その後、北京から深圳に移り、最終的には香港でCNNGoというCNNの旅行サイトのプロダクトマネジメントをしました。

Gengoで仕事を始めて、どれくらいになりますか?

約1年半です。

Gengoのどんな点に魅かれましたか?

いくつかの大企業で働いていましたが、プロダクトやビジネスに自分が直接影響が及ぼせるような比較的に小さな企業で働きたいと思ったんです。また、スタートアップ特有のペースの速い環境にも魅力を感じていました。

Gengoはほかの典型的な日本企業に比べて、労働環境も自由な感じでした。

Gengoでの仕事でもっとも楽しいことは?

プロダクトマネージャーとしての仕事はとても気に入っています。さまざまな部署と関わりながら、いろいろなおもしろい人達と仕事ができますから。

戦略からプロジェクトマネジメント、ユーザー体験までを幅広く担当しているので、マクロ視点とミクロ視点との間で頭を切り替えるのは難しいこともありますが、仕事に飽きることはないです。

これまでもっとも苦労したことは? その困難をどうやって克服しましたか?

入社した当時のGengoはたくさんのことをやろうとしており、予定通り開発を進めるのは困難な状況でした。今ではそこから一変し、焦点を絞ってクオリティの高いものを提供することに努めています。

入社当時と比べて、Gengoはどう変わりましたか?

プロダクトとして成熟してきたと思いますし、以前より早いペースで新機能やバグ修正を送り出すプロセスも作り上げました。トラブルも以前に比べてずっと少なくなりました!

私自身が携わったプロジェクトで言いますと、トランスレーターワークベンチ、そしてサポートチーム、社員、シニアトランスレーターがよりスムーズに仕事を進められるための新しいシステムです。

また、システムを常にテストしている4人体制のQAチームが整い、バグがあった場合、世に送り出す前に見つけて修正できるようになりました。

これまでGengoで成し遂げた最大の業績は何だと思いますか?

昨年末に大規模なリリースを行い、その際にデータベース構造を大きく見直して、システムの安定性と拡張性が向上するようにし、同時に新しいワークベンチの提供も開始しました。リスクの高いプロジェクトで9ヵ月を要しましたが、比較的スムーズにやり遂げられました。

また、各種の新機能をリリースする前に、実際のお客さまやトランスレーターと一緒にテストする時間を確保できていることには本当に満足しています。実際のユーザーにテストしてもらうことで、想定外の発見が絶えずあるので、重要な改善につながっています。

これからのGengoに関して、一番楽しみにしてることは?

Gengoは数多くのパートナーにAPIを通して翻訳サービスを提供しているのですが、各顧客のためにカスタマイズされた新しいAPIを開発中です。これにより、さらに多くのパートナーのサービスに我々のプラットフォームを融合できると信じています。

Gengoの働きやすさとは?

Gengoは、国際的なバックグラウンドを持つ優秀な人材を抱えるユニークな会社です。これは、Gengoのようなグローバルビジネスには重要なことです。

また、非常にフラットな環境なので、何か分からないことがあってもすぐ聞けるような素晴らしい場所でもあります。失敗することもあるとは思いますが、常に学び続けるには最高の環境だと思います。

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週末の過ごし方は?

日本各地を旅するのが大好きです。都内を散策するのも好きですね。日本では、1年を通じてさまざまな地域でお祭りがありますし、博物館や美術館も素晴らしいです。美しい建築もあちこちにあります。

写真もたくさん撮ります。それらの写真は、さまざまな国を訪れたときのお話や、デザインについて書いた文章と共に、11年続いている自分のブログ「Randomwire」にアップロードしています。


メーガン ウォーターズ

The author

メーガン ウォーターズ

コミュニティ マネージャー。南アフリカ出身。イギリスのOxford Brookes University卒業後、日本のCustom Media KKにてエディターとして入社。グルメから経済まで幅広いカテゴリーを担当。その後、フリーランスのエディターとして活躍し、2014年9月にGengoに参画。


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